私の好きなこと?!

あなたの好きなことは何ですか?

 

「意外に、自分が好きなことは当たり前すぎて、自分がそれを好きなんだということに気づかないことが多いものだ」

 

というようなことを、どこかで読んだ。

 

私は昔から運動は苦手だった。
走るのも遅いし、運動会の1ヶ月も前から憂鬱で、その日に風邪をひくことを毎日のように祈り続けていたくらいだった。
体育会系のど根性ノリには、話を聞くだけで拒絶反応を示す。

 

けれど、先日ある人に、「あなたはいっつも運動してるのね」と言われた。
確かに、私は床に座っている時は大抵、テレビを見ていても、本を読んでいても、それと同時に開脚をしていたりストレッチをしていたりする。
ずっと以前には、どこかに遊びに行った時、友達がトイレから出てくるのを待ちながらひざ裏を伸ばしていたら、出てきた友達が驚いた顔で「何してんの?!」と聞いた。その時の私は、「え?膝の裏を伸ばしてるんだけど…。え?普通じゃないの?」という感じだった。

 

それを「運動」というかどうかは別として、確かに私は体を動かす(というか、伸ばす?)のが好きなのかもしれない。「運動が苦手」というのに隠れて気づかずにいたけれど、そうなのかも。

だからこそ、Yogaはずっと続いているのかもしれない。

 

先日書いたように、まだお気に入りのスタジオを見つけていない私は、「1時間まとめてやる!」というような感じではないものの、頭立ちだけをちょっとしてたり、ダウンドッグからウォリアー1、ウォリアー2の流れをふとした時にしたり、寝る前に体を伸ばしたり、なにかしら1日のうちに少しは体を伸ばしたり動かしたりしていて、それはもしかしたら、自分では気づいていなかったけれど、「体を動かす(伸ばす)こと」は、「私の好きなこと」なのかもしれない。

 

あなたにも、自分では呼吸のように当たり前すぎて気づかずにいるけれど、人から見たらそれが「あなたの好きなこと」と写っていることがあるかもしれない。そして、それに気づくところから、新たな世界が開けていくかもしれない。

 

ぜひ、身近な人に聞いてみて♪