武井典子先生

武井典子先生のレッスンを受けてきました!
本町にある”Violaトリコロール”というスタジオです。

典子先生のレッスンは、娘を妊娠する前に何度か受けていました。
当時は心斎橋の”スタジオヨギー”でもレッスンをされていて、私はそこで受けていました。
娘を妊娠してからはマタニティヨガ、生まれてからはベビーヨガなど、受けられるレッスンが限られていたため、典子先生のレッスンは受けられませんでした。

そういうわけで、かれこれ10年近く経っていると思います。

5月に日本に帰国してからヨガスタジオを探していて、典子先生がここで教えられていることは知っていたのですが、

何しろアメリカから帰ってきてから、人だらけの電車に乗るのがとにかく億劫で、街に出かけること自体が気が重く、最近になってようやく電車に乗って中心部まで行けるようになりました。
しかもViolaトリコロールの本町スタジオは料金が高く、さらには、スタジオの近くに魅力的なカフェがない(← ヨギーとしては邪道かもしれませんが、レッスン後の”カフェ時間”も、私の楽しみの大きな一部なので(^◇^;) )こともあって、重い腰がなかなか上がらずにいました。

けれど、Violaトリコロールが、9月から10月末までのキャンペーンを展開しているのを知り、ようやく重い腰を上げて行ってきたのでした。

 

初めてのスタジオなので、受付の人に説明を受けている時、私の背後で、英語で話す生徒らしき人と先生らしき人。
先生らしき人はきっと、典子先生です!(ワーワー!懐かしい!変わらない典子先生だ!)
生徒らしき人は、別のスタジオで教えているらしいインストラクターで、恐らくは典子先生のヨガ仲間か、生徒か…。
「今日、予約してないんだけど、あなたのクラス受けられる?」
「今日はキャンセル待ちが出てるから、無理かも…」
みたいな話をしています。
私が予約したのも数日前で結構ギリギリだったので、無事に予約できた私はラッキーヽ(´▽`)
なんだかどんどんワクワクしてきました☆

 

背後の典子先生が気になりながらも書類に記入し、ロッカーに案内されながらその場を去ります。

 

着替え終わってスタジオに入ると、典子先生が体をほぐしています。
「ブロック二つと、ベルトと、ブランケットを用意して下さい」
と言われ、スタジオの一番前の真ん中が空いているのでそこにマットを敷き、キョロキョロワクワク♪
嬉しくて仕方のない子供のような心境でした(^o^)

 

典子先生のレッスンは、なんというのか… うまく言えないのですが、やはり素敵でした。

 

「”こうしようとしているのだけど出来ないんです” は OKです。
”今日はこうしたくないんです” も、OKです。
でも、”なんだか知らんけどこうなってた” というのはやめて下さいね」

 

「どんな動きも繊細にすればアーサナになります。
逆に、どんなアーサナも意識せずにやればただの運動になります。
どんな動きでもアーサナにできるのも私たちの意識。
どんなアーサナも単なる運動にするのも、私たちの意識です」

 

「自分の体をしっかり感じてやってください。
形を作ることが目的なんじゃないです。
ここにいて、私(典子先生自身)だけがヨガやってて、
みなさんが、”言われた通りにやってみましたけど… こんな感じ?”
とかならないように。
自分の体が心地いいことを感じながら、
”自分はどうしたいのか”を常に問いながらやってください」

 

「シャバアーサナに入る前に、自分の体が今、どうしてほしいのか、どう動きたいのか、どこをマッサージしてほしいのか、真剣勝負で問いかけて下さい。
分からなかったら、問い続ける」

 

「シャバアーサナの時は、完全に委ねて下さい。
自分はちょっとどっかに行ってる。離れたところから見ていて下さい。
私たちがいると、体が完全に休まらない。
体を完全に休めて下さい」

 

覚えきれない数々の言葉。
レッスン中に典子先生の口から出てくる言葉は、
奥深いエネルギーからエネルギーに伝わるような感じで染み込んでくる気がしました。

 

シャバアーサナが終わって体を起こし、最後にもう一息呼吸をしている時、
涙が流れました。
私の右目から二筋。左目から一筋。
”感情に揺さぶられた涙”ではなく、
体の奥底から湧いてきた、感謝と幸せに満ちた、柔らかい涙でした。

 

重い腰を上げて行って、本当に良かった♪

 

さて… ここからは、
どの程度続けて通うか、チケット制にするか月謝制にするか、
子供が長期休み中は行けないし、熱出しても行けないし…。
レッスン後に行く素敵なカフェ探しも必要になるかな?!
…など、現実的な思考に移ります(^_−)−☆